アメリカ株投資家にとって、大変有名な企業のAT&Tですが、私も勿論保有しております。
何故投資家に人気なのか?株価や業績は?
今後の見通しも兼ねて考えてみたいと思います。
AT&Tについて
アメリカの情報通信企業。AT&T MobilityやTime warnerなどを子会社に持つ通信系最大手・老舗企業です。
創業は1983年ですが、前進のベル社が創業したのは1877年と老舗企業だということが分かります。
長距離電話会社として、市場を独占し事業規模を拡大し続けてきました。
M&Aや業務提携を重ね続け、スケールメリットを活かした事業を展開し続けております。
因みに携帯電話事業において業界1位はベライゾン(VZ)で、AT&T Mobilitiyは2位のシェアです。
アメリカ株投資家界隈では、高収益企業であると共に、高配当企業であることも認知されております。
私も高配当に魅力を感じ、購入・保有・配当金再投資を繰り返しております。
2015年3月6日を以ってDJIAの構成から除外されており、代わりに組入れされたのがアップル(AAPL)です。時代の流れを感じる出来事だなと背景が想像出来ますね。
株価の推移
現在は$34.05ですが、私が初めて購入した時は$42程でした。
丁度、タイム・ワーナーを企業買収する云々で連日報道されていた時ですね。
私も投資活動を始めたばかりで、『良く分からないけど、取り敢えず高収益・高配当気企業を買っておけばOK!』のノリで購入しました…
結果、企業買収が司法連邦裁判まで発展し、みるみる株価は下落し今も含み損を抱えております。
$42までは恐らく復活しないのでは?とも見込んでおります。
それでも保有し続ける理由
- 高配当に魅力を感じている
この要素が私には1番大きいです。$0.50/1株を4半期毎に支払われ、34年間連続で配当を続けている点に大きな魅力を感じております。
- 今後の事業内容に展望が持てる
次世代の5G回線を今冬から早くもアメリカ5都市でサービス展開開始を予定しているとのことです。
さらにはミリ波で5G接続サービスを構想しており、遠隔地や密集地での通信接続サービスを提供する事で覇権の掌握を目指しているようです。
ざっくり言うと、『喰いっぱぐれない事業を今後も永続的に展開する』、と見込まれるから保有し続けようという意志を駆り立てるのです。
- 安価なので買い増ししやすいので、今の内に購入しておきたい
PER:約6倍程と超巨大企業なのに低レートをつけている点、$30台なので買い増ししやすく、ナンピン買いしても全体に影響がない点が良いですね。
ナンピン買いが良くない事は分かっておりますが、そもそも長期投資なのであまり気にする必要がないのかなとも考えております。
$30~40付近を循環しておれば、恐らく次の10年後も保有していそうな気が自身ではしております。
まとめ
前項でも記述した通り、売却する理由が見当たらず・買い増し続ける事しか思い浮かびません(笑)
配当金を再投資するには丁度良い銘柄ですし、将来のビジネス展望にも好感が持てます。
アマゾンで買い物するにしてもiPhoneを活用するにしてもスマホが必要で、それにはインフラ整備された回線へ接続するしかありません。
アメリカ国内ではAT&Tかベライゾンの回線へ接続するのがメジャーですから、はっきり言って喰いぱっぐれません。
ネットフリックスやchome castでストリーミングを視聴するにしても、ネット回線への接続無しでは意味を成しません。
今後も絶対に同社の存在が必要なのです。
株価は下落し上昇の兆しがみえてきませんが、好材料も多い企業です。
このまま保有し続け、高配当・連続配当の恩恵を受けていきたいと考えております。