こんにちは、タケヨーです。
私は最終学歴:専門学校卒=高卒の学歴でありながら、現職では幸いにも年収:約700万円前後をいただいています。
仕事は正直シビアですが(半分:保険業・半分:金融業の色合いが濃い為)、周囲の4大卒の方々と同水準で給与を支給してくれる現職場には、なんやかんやで感謝しか有りません。
また、私は転職組なので、現職へ転職した今でも転職サイトに登録したままです。
で、そこの転職サイトへ届く求人が過去からほとんど変わっておらず、自身の学歴や経歴の薄さに哀しくなることもしばしばです。
届く求人は年収300〜400万円くらいの単純労働が多い
学歴や経歴が薄っぺらいので至極当然なのですが、転職サイトへ届く求人は大体が以下の様な案件です。
- 年収300〜400万円程度
- 単純労働(バイク整備・ガソリンスタンド店員、土建業等)
- コールセンターの電話受付やカード勧誘スタッフ等も
「職業に貴賎無し」とは私も思っていますが、現職の年収・業務内容を知ってしまうと物足りないのが本音です。
では現在の年収程度〜やや上で転職となると…以下の様な求人案件を多く見受けます。
- 年収700〜1,000万円以上
- クリエティブ労働(IT・金融・不動産販売等の提案営業等)
- ビジネス英語が必須の求人も
- いきなり責任者の求人
うーん、私には全てオーバースペックすぎて足りません。
箸にも棒にも掛からない…
逆に私の様な人間でも雇用してくれた現職場には、やっぱり改めて感謝しか有りません。
年収を上げるには手に職と思っていた
年収を上げるには、私自身「手に職」と思っていました。
自動車整備士と自動車検査員の技術系資格を私自身取得しましたが、実際のところ年収400万円がアッパーでした。
私とは異なり4大卒の友人は、大手飲食チェーン店へ就職するもあまりにもブラック労働すぎて退職、数年のニート期間を得て、現在は腰痛と共闘しながら介護福祉士に従事しています。
そんな彼の年収は約300万円、と以前伺いました…
転職してみて漸く気付いたのは以下です。
- 手に職では年収は上がらない
- 4大卒=高収入へ必ずしも直結する訳ではない
- 業界を変えても年収は上がらない可能性も有る
- 勤め先の良し悪しで年収は大きく変わる
勤め先を変えて、業界を変えましたが根本的に「自動車へ関わる」ことを私は変えませんでした。
というか他に潰しが効かなかったのもあるので…
ですが年収は、400万円→転職1年目の時:約600万円でした。
つまり、「勤め先を変更しただけで、年収が上がった」ということになります。
こうなると前職への恨みつらみが募るばかりです。
安く扱き使われていたのか…否、会社の母体・事業規模を今になって考えれば「払うだけのお金が捻出出来なかった」のだと思います。
資本金はマジで大事
働く先の会社、特に正社員として働くのであれば、資本金を先ずは最初に確認した方が良いです。
アルバイトなら時間給なので関係無いですが、正社員となると話は別です。
前職場の資本金:5,000万円でした。
現在の勤め先:入社時点では60億円でしたので、桁違いです。
入社時点と書いたのは現在も膨れ上がっており、現在は103億円まで増資されています。
因みに前職場は今でも5,000万円のままです。
現在の会社法においては、最低資本金制度というものは無くなり、資本金:1円からでも会社を設立出来ます。
なので、資本金の多い/少ないは一見関係無いかもしれませんが、実際に働いてみて財力の有無という観点では、5,000万円の会社と103億円の会社では相当に開きがあると感じました。
資本金は会社の運営をスタートする際、株主から託されたいわば期待値のようなものです。
それが現勤め先の場合、増えている=会社の事業規模が拡大している/会社を吸収合併等実施した(喰った側)等を実施しています。
前職場の場合、5,000万円のままということなので、上記の様なことは特にされずとも捉えれます。
実際に店舗を閉鎖してはリメイクオープンする等、相変わらず一貫性が無いなと時々チェックする今でも感じます。
就活の際、資本金だけで判断するのは危険という意見も有りますが、間違いなく資本金の大きい会社の方が、福利厚生や従業員への還元等を推測すれば安牌です。
福利厚生等以外でも会社内の備品/消耗品購入の許容さ、機器の入れ替え/導入の早さ等、日常で働く中でも直接/間接ともに影響のある事柄に対しての寛容さが資本金からうかがい知れると実体験から感じています。
今回のまとめ
今回考えてみて感じたことをまとめると以下になります。
- 学歴はやはり有った方が良いが、学歴=高収入に必ずなるとは限らない
- 手に職は、意外と買い叩かれて終わる…
- 勤め先を変えるだけでも年収が上がる可能性は、十分有り得る
- 資本金はマジで大事