こんにちは、タケヨーです。
直近の暴落で、資産が大暴落しました。
皆さん結構同じことかと思います。
原因の一つにGAFAMの成長性を見越して、投資家による売却がされたことが一因でした。
実際、04/29(金)の一晩でGAFAMは以下のように株価を下げました。
- Google:△3.72%
- Amazon:△14.5%
- Mata:△2.56%
- Apple:△3.66%
- Microsoft:△4.18%
1日単位でここまで下落したのは久方ぶりですが、果たしてそんなに各社ともに決算悪かったのでしょうか?
因みに上記の中で私が保有しているのは、Amazon・Apple・Microsoftの3社です。
各社それぞれピックアップして見ていきましょう。
Googleの場合
Googleの場合、ピックアップすべき数値や事柄は以下になります。
※2022/01/-03間の四半期決算
- 売上:680億ドル=日本円換算:約8兆8千億円
- 利益:164億3,600万ドルの黒字
- 但し、利益が前年同期比で-8%という結果だった
- Youtube & Google Playの成長鈍化予想が懸念材料と判断された
- 黒字発表を行っているも、株価は下落していますが、好材料として9兆円規模の自社株買いを発表しています。
投資家目線から見ると厳しいのかもしれませんが、普通の企業からしてみれば化物決算なのは間違い無いです。
同時に何故この内容で株価下落を招くのかが、私のような純ドメ勤めだと理解出来ないです…
Amazonの場合
続いてAmazonです。
同社の場合、ピックアップすべき数値や事柄は以下になります。
※2022/01/-03間の四半期決算
- 売上:1,164億4,400万ドル=日本円換算:約15兆円
- 利益:38億4,400万ドルの赤字
- 赤字要因の1つとして、出資先のEV新興メーカー:Rivian株の含み損が約76億ドル発生した為
- Rivianの含み損が仮に無かったとすれば、円換算で約4,900億円の黒字試算
- 但し、CEOコメントにて「先行き不透明」との見解有り
決算内容も然ることながら、CEOコメントも気になるところです。
会社は案外決算数値よりも責任者のコメントというもので、結構左右されたりする一面おもあると思っているので、この「先行き不透明」のようなコメントを触れて、株価が反応したのかもしれません。
Metaの場合
続いてMetaです。
同社の場合、ピックアップすべき数値や事柄は以下になります。
※2022/01/-03間の四半期決算
- 売上:279億800万ドル=日本円換算:約3兆6,280億円
- 利益:74億6,500万ドルの黒字
- 純利益が前期比より△21%
- △要因としてAI及びメタバースへの先行投資によるもの
- 先行投資分野での収益化が見込まれるのは、2030年頃とマーク・ザッカーバーグの見解
Appleの場合
続いてAppleです。
同社の場合、ピックアップすべき数値や事柄は以下になります。
※2022/01/-03間の四半期決算
- 売上:973億ドル=日本円換算:約12兆6,490億円
- 利益:250億ドルの黒字
- 半導体不足の影響を被ったことが一因
- ロシア市場への製品出荷停止も影響
- 上記影響で今後の売上:40-80億ドル低下の懸念が有り、株価を下げるトリガーとなった
今後の見通し面にてトリガーとなり、株価を下げる結果となりましたが、普通に考えて好決算です。
なので私は3万円ほどですが買い増しを行いました。
Microsoftの場合
続いてMicrosoftです。
同社の場合、ピックアップすべき数値や事柄は以下になります。
※2022/01/-03間の四半期決算
- 売上:494億ドル=日本円換算:約6兆4,000億円
- 利益:167億ドルの黒字
- 売上は前年同期比:+18%
- 利益も前年同期比:+17%
- 但し、中国のロックダウンで業績悪化を懸念する報道がなされた
普通に考えて好決算なので、どう考えても同社以外の他社:4社+市場の指標に引っ張られて株価を下げた格好でしょう。
翻って幸先暗いのか
GAFAMの決算概要をまとめてみましたが、各社:赤字・黒字の状況はあるものの、決してお先真っ暗という訳では無いように感じました。
むしろ、ウクライナ侵攻が収束して経済市場の流れが平準化すれば、また元通りになるのでは?とも見受けられました。
もっと酷い決算は日本企業だとゴロゴロあるはずです。
※あくまで超個人的見解ですが…
なので、特に悲観することは無く、継続保有&少額での買い増しを出来る範囲で行っていきたいと、改めて感じた次第でした。