こんにちは、タケヨーです。
先日東京&首都圏が蔓延防止措置の解除を受けたことで、東京本社からお偉いさんが福岡へ出張にて来福されました。
蔓延防止措置が解除されたとはいえ、まだまだ感染拡大に気が抜けない環境&風潮が続いているので、飲み会への強制については下っ端である私は無しでした。
代わりに翌日のランチミーティングへ同席することが決まっていたので、色々思うところ(ネガティブ要素の方が強い)を抱きつつ出席させていただきました。
観光出張だと思っていたら、間違いだった
上記見出しの通り、私自身=東京から出張で来る偉い人→観光出張と思っています。
だって、どう考えてもそうでしょう。
福岡/中洲といえば九州最大の歓楽街で、そもそもが観光都市な訳です。
そこへわざわざお見えになって、懇意にしている取引先(定番コース)を数社訪問の末、夜は中洲で懇親会からのお高いクラブからの締めの豚骨ラーメンが定番でした。コロナ禍前までは。
それがコロナ禍で一転して実施不可能となり、漸く今年に入ってその風潮も弱まりつつあります。
さすがに今回はクラブまでは行かなかったみたいですが、二次会は有志という名目で行ったみたいです。(会社的にアウトなのは確実ですが、役員自ら行っているので…ガバナンス…)
まぁ上席者方の夜の話は置いといて、私が出席したランチミーティングのことを伝えましょう。
役員は年度末で退任、次の行き先を聞いて衝撃を受けた
ランチミーティングを主催して下さった役員の方は、今年度で退任します。
それは社内報で知っていましたが、次の進路を教えて下さいました。
次の進路=大学院へ進学で、聞けば京都大学の大学院へ進学されるそうでした。
10〜20代の学生の様に受験をして、受かったそうです…
正直私はこのおじさんを「親会社から天下ってきたちょっと頭の良いおじさん」程度としか今まで思っていませんでした。
福岡へ来る時は物見遊山みたいだし、決まって「次回は飲み会しましょう」が決めセリフでしたし…
更に詳しく聞いたところ、コロナ禍の功罪で受験勉強をする時間が確保出来たとのこと。(役員としの接待/非接待懇親会・ゴルフがほぼ皆無だったことにつき)
それの時間を確保して、受験勉強→京都大学合格は凄すぎます。
私も同じ時間を過ごしていたはずなのに、せいぜい子どもと戯れていた程度です…
大学院へ進学してその後何をしたいのか語って下さった
一言でまとめれば、専門的な要素を勉強して、起業したいとのことでした。
このおじさんもとい役員の方=純粋に世の中の困りごとに向き合って、課題解決のために起業したいというのが眼力から凄く伝わってきました。
私のように、「金儲けしてやろう」といった下衆い魂胆は全く感じられません。
何だか自分が凄く恥ずかしくなりました。
お金では無い、その先
恐らくこの役員の方、ものすごくお金を持っています。
間違いないです。
そもそも親会社の平均年収=4桁万円で公表されているうえ、天下りの役員ですから更に上乗せでしょう。
その役得を辞してまで大学院へ進学するのですから、お金はかなり持っていないと無理だと普通の感覚であれば容易に推測出来ます。
資本主義下の中でお金は一つのバロメーターと言いますが、そのバロメーターのその先を行こうとしている訳です。
私には真似出来ませんし、真似しようと思っても出来る行為では無いと感じました。
5,000万円あれば、一先ずアガリと思っていた
私は現在、運用資産として約2,000万円を運用しています。
それが5,000万円になれば「一先ずアガリ」と考えていました。
そこをひたすら真っすぐに向かって、今も邁進しています。
ですが、その5,000万円へ到達した先には…何がしたいのか?
そこまで考えていませんし、今も想像出来ていません。
しかも今回のランチミーティングを得て、「仮に自身がもう一度勉学=大学とかへ進学することにした場合、どういったことを学びたいか」についても、全く思い浮かんできません。
それよりも家族を食いっぱぐれさせないとか、息子の将来に向けて蓄えを…といった方が優先です。
この感覚の方がごく普通とさえ思っていました。
悩みがまた1つ、増えてしまいましたね。
と同時に、このままではいけない・現状維持を継続したければ少しでも進歩しなければ、と強く思う様になりました。
今回の役員とのランチミーティング、正直出席する前までは「どうせガス抜きだろ」程度にしか思っていませんでした。
ですが、ここまで学びと発見・自身の不甲斐なさに気付かされるとは…本当に恥ずかしい限りです。
今後どうなっていきたいか・どう過ごしていきたいかについては暗中模索の状況ですが、進歩し続けなければと思える様になったことは一歩前進かもしれません。
しかし、役員の方=おじさんは半端ないと、日が経過してから改めて感じている今日このごろです。
投資の方も並行して、進歩し続けていかねばならないと本当に考えされる経験をしました。