こんにちは、タケヨーです。
ロシアのウクライナ侵攻ニュースばかり観ていて、気が滅入る日々が続いています。
それに呼応するかの様に株価も下がり続け、WTIも高騰しています。
能力査定結果のフィードバック面談があった
そんな最中、勤め先で年に1度の通例である能力査定結果のフィードバック面談がありました。
仰々しい名称ですが、中学校/高校の通知表みたいなものですね。
その面談と能力査定ですが、勤め先の場合は相対評価なのです。
相対評価→つまり5段階評価の「5」の枠において制限人数:5人であった場合、現時点で優秀さんが6人居たとしたら、1人は「4」の枠へあぶれなけければいけない、というものです。
公立中学校の評価制度がこれに該当している、と記憶しています。
なんでこんな制度なのかといえば、上司から伺ったのは「皆横並びの能力を構築することで、会社全体の人員クオリティ底上げするためだろう」とのこと。
ちょっと何を言っているのかよく分かりませんでしたし、今もよく分かりません。
その能力査定ですが、私は毎年「3〜3.2」くらいをウロウロしてきました。
5段階評価の「3」なので、要するに「可もなく不可もなく」といったところです。
当たり前のことですが、横領したり隠し事をせずに公正に勤めて日々業務へ従事しています。
数値以外にも直属上司とその上(部長)の一言コメントがついています。
「ここは良いけど、そこは直したほうが良いね」的な内容です。
数年前までは結構辛辣なコメントが多く散見されましたが、ハラスメントを会社が凄く敏感になって以降の昨今は、控え目なコメントが多くなりました。
上席者の方々もそんなことで自席とポジションを失いたくないので、結構慎重にコメントしている(日々の発言にも気を遣っている)風に見受けられました。
コメントに気になる文言を見つけてしまう
そのコメントの中に、今年の分で気になる文言を見つけてしまいました。
部長からのコメントで「協調性に欠ける一面があるため、要指導。」と…
協調性?これまで、コミュニケーション能力の向上/交渉能力の向上が図られると尚良し、といったコメントは受けてきました。
そこは自身でも弱点だと思っていましたし、周囲の先輩社員さん達へも公言してきましたので、指摘されても納得でした。
今回の「協調性に欠ける一面がある」は初めて指摘されましたし、また自身の人生においても初めて指摘されましたので驚きました。
面談をして下さった直属の上司からは、「真意は分からないけど恐らく飲み会やゴルフのことだろうな。でも気にすんな。仕事で見返してみせよう。」と言われましたが、なんか腑に落ちないまま面談終了後の部屋を後にしました…
中の良い同僚社員さん(大ベテランで既に定年後の嘱託雇用さん)へ、「協調性欠けるってコメントあったんですけど、協調性?どう思います?」と伺ったところ、「本当に飲み会不参加・ゴルフ辞めたというので部長がそう感じているのであれば、業務時間外のことを強要扱いとなるのでハラスメントに抵触する可能性がある。一度時間設けて部長本人へ直接聞いた方が良いのではないか?」と強く意見を言われました。
私も薄々そう感じていましたが、やっぱりそうなんですね。
別部署の仲の良い方にも見解を伺いましたが、やはり同じ意見をお持ちでした。
部長を信じたいとも思っている
部長といっても別室で仕事をしている訳ではなく、2席隣のひな壇に自席がある様な方です。
距離でいえば3m程度。
なので、お互いの電話中の話し声は筒抜けで、時に双方ともにセンシティブな話をしているのが通例です。
コミュニケーションは取れていると私は思っていますし、部長もそう感じているはずです。
名古屋→福岡へ転勤となった経緯もご存知ですし、かつての上司と折り合いが合わなかったこと・現上司とものすごく良くコミュニケーションが取れていることを把握していらっしゃると、私は感じています。
それに、昨年第一子が生まれた際に、「育児にはしっかり向き合う様に」ということと、祝い金としてプライベートの財布から少額の祝い金を頂いてしまいました。
なので、部長を信じたいとも私は思ってしまっています。
よって、わざわざ時間を割いてまで真意を伺うべき事柄なのか?今でも正直悩んでいます…
勤め先との付き合い方を再考する
翻って本題の「勤め先との付き合い方を再考する」ことに着目してみます。
勤め先は、数年前まではハラスメント上等の企業文化でした。
飲み会・ゴルフ・エレベーターの乗り方までも厳しく躾され、偉い人には逆らわない・何事も御意の企業文化でした。
最近漸く世間並みになってきたのですが、それにはパワハラに対する上層部(世代的にも歳上の方々)向け研修の拡充・ハラスメントホットライン(匿名・記名可能)の窓口設置に伴う効果が大きいと感じています。
その影響から、主に上席者の方々は当たり障りの無い指導に留め、業績面でも以前ほどの様な激詰め文化は自然淘汰されてしまったくらいです。
本音どころか建前すらにもフィルタリングを掛けて日々の会話をしている勤め先ですが、福岡の支店が凄く居心地が良くなってしまったと感じていました。
というか、今回の辛辣?なコメントで気付かされました。
単にぬるま湯へ浸かっていただけであったことを…
投資を始めた理由の1つに「いつでも辞められる体制構築も重要」と思い立った経緯が実は自身の中で存在していました。
本当に退職するつもりは現状無いですが、「金銭面においていつでも辞めてOK」な状態を持っておくだけで、全然異なります。
その感覚が最近すっかり腑抜けてしまっていたので、やはりここは再度気を引き締め直さねばなりません。
- 勤め先との付き合い方を再考する
- 社員とは過度に仲良くなりすぎない
- 本音で話す人は勤め先にいないと思え
厳しいようですが、これくらいの心構えでいないと結局現状の腑抜けに戻ってしまいそうです。
なので、上記を他人へ口頭で宣言する気は毛頭有りませんが、これくらいのきつい感覚を抱いていきたいと改めて感じています。
決して「仲違いせよ」という意味では有りません。
「余計な話をするな」という意味でも有りません。
職場は職場・仕事の関係者はどこまで行っても仕事の関係者、ということを自己認識として抱きながら日々の業務を通して勤め先との付き合い方を考え続けていきたいと感じています。