こんにちは、タケヨーです。
不景気ですね。
何だかリーマン・ショックの頃に体験した日常生活での物価の変化に似てきた気がしました。
私がまだ社会へ出て1年経ったくらいの直後でしたし、高級外車の正規ディーラーにてメカニックをしていたので、良く覚えています。
当時のお客さん=富裕層の顧客が来なくなったのです。
似てきたと思える理由①
理由の1つとして最近、早朝のジョギングにて街中を走っていた時、ガソリンスタンドのガソリン価格が会員価格でレギュラー:168円・ハイオク:178円と表示していたことです。
確かリーマン・ショック前後の頃は、ハイオク:¥195円〜200円近くまで高騰していた記憶があります。
鮮明に覚えている理由として、当時お付き合いしていた女性の自宅まで約40km離れていたのですが、毎週末に訪問のため自家用車を走らせていました。
私は駆け出しの自動車整備士でしたが、「自動車整備士たるもの、自分の好きな車に乗ってナンボ」と思っていましたので、生意気にもハイオク車両(スバル レガシィのターボ車)を所有していました。
勿論職場へも同車両での通勤として使用していたので、会社支給の通勤費=ガソリン代では到底足りず、いつもシビアにガソリン価格をチェックしていていたので、そのガソリン価格高騰についてはかなり鮮明に記憶していた次第です。
因みに、その女性にはガソリン価格が1番高騰した数ヶ月後に振られました…(恋愛は難しいと痛感しましたし、相当打ちひしがれた記憶があります)
似てきたと思える理由②
株価の動き方が似てきているのか検証してみましょう。
リーマン・ショックは勿論、金融業界と不動産業界における恐慌がトリガーでした。
今回はどうでしょう。
FRBによる利上げ・米国内における空前の人件費高騰・ロシアのウクライナへ対する侵攻→最悪戦争へ発展?からの株価軟調、加えて昨年までの異常な高騰からの戻しが挙げられます。
こうやって書き出すと、何だかリーマン・ショックの頃よりも世界は複雑な問題を抱えてしまっているのかな?とも思えてきました。
以下はリーマン・ショックの頃に辿ったNYダウ・NASDAQ・S&P500・クルードオイルの価格推移です・
2008年9月15日がリーマン・ショックが起こった日と記録されているので、丁度グラフの真ん中あたり、異常に右肩下がりしていた部分がリーマン・ショックへ該当します。
では次に、今年の株価推移を見てみましょう。
NASDAQが大きく下がり始めてきています。
ですが、クルードオイルはあまり下がって来ていないです。
なのに街中のガソリン価格は高騰…という過去の歴史が当てはまらないのが現在の構図です。
今回のガソリン価格高騰はコロナ禍からの経済活動再開で需要(ガソリンを欲しいと思う層)が供給(ガソリン製造業社)を上回っていることというのが専らの見解です。
リーマン・ショックの頃と様相は異なりますが、街中のガソリン価格推移は近いような雰囲気を醸し出しているように感じます。
まぁあと1つ異なるのは、政府の介入が今回の様にあったかどうかですね。
確か当時は、ガソリン価格の高騰に対して政府の介入というのは無かったはずです。
なので、ガソリン価格が無慈悲に連日値上げしていったことを、これまた鮮明に記憶しています。
似てきたと思える理由③
株式投資の資産推移です。
例の如く、昨年までの株高があれよあれよという間に解消されていき、含み益がだいぶ溶けました。
私もそうですし、Twitterの株クラでも株式投資に関するつぶやき、特にいわゆる「爆益〜!!」というようなツイートを見かけなくなりました。
私もつぶやかなくなりましたね。
値下がりっぷりは、昨年までの「我が世の春」の如くといった謳歌を見事に帳消しにしてくれるものです。
これは現在も絶賛継続中で、先程のグラフをみればなんとなく予想出来ると思いますが、まだ指標は値下がりしそうです。
3つの理由から考察した結果
以上の3つの理由から考察した結果、確かにガソリン価格の推移から見ればリーマン・ショックの頃の様に似てきたきがしました。
また、株式投資の騰落っぷりについても似ている気もしなくはないです。
ですが、理由②の様に、株価推移についてはやはり似てきてはいなかったですね。
結果としてリーマン・ショックの様な酷い結末を迎える様なことは今回このままいけば無いかもしれませんね。(あくまで個人的見解ですが)
しかし1つだけ怪しいと思えることが有ります。
ロシアのウクライナ侵攻です。
米国が制御出来ていないことや、ロシアが偽った情報開示をしていて、戦争にでも発展したりすれば、株価がどうなるか・ガソリン価格もどうなるのかは予測出来ません。
「戦争」は勿論人道的な観点からも非難すべき事柄であり、株式投資の観点からも決して歓迎されるべき事柄では無いといち個人として捉えています。