こんにちは、タケヨーです。
28歳〜33歳くらいまでの間、夫婦で海外旅行にドハマリしていました。
私達夫婦は挙式せず、その代わりに新婚旅行として海外旅行を選択したことが、海外旅行へハマるキッカケでした。
私自身として今まで旅行で訪れた地域は、オーストラリア・カリフォルニア・韓国・ドイツ・スイス・リヒテンシュタイン・フランス・イタリア・バチカン市国・ハワイ・フロリダ・インドネシア・タイ・シンガポール・マカオです。
改めて思い返すと、かなり訪問していますね。
皮算用ですが、恐らく500万円くらいは旅行代として使用したはずです。
英語が堪能ではなく、勢いと度胸で交渉するのが肝だと今でも思っています。
(仕事で海外赴任であれば、英語は必須です。旅行程度であれば、こちらは客で相手は売りたいという双方の思惑が自然と合致するので、拙い英語でも全然OKだと十数カ国を訪問して感じました。)
海外旅行を経験して感じたことは、異文化も勿論ですが、何よりもお金に対する文化・考え方の違いに驚きました。
偽札横行やお金へのシビアな考え方
妻と知り合う前の20歳の頃、専門学校の修学旅行でカリフォルニアを訪問しました。
その時、事前に以下の様な情報が学校から通達されました。
- 米ドル札は、細かい金額での札を用意すること
- 新札を入手したら、しわくちゃにしておくのが望ましい
その理由は、偽札を有していると疑われない為の対策だとか。
「偽札?日本だと確か500円硬貨で出回ったことあったな」程度の感覚でしか、捉えていませんでした。
(十数年前のある時期、旧500円硬貨と同じ様な重さ・形をした韓国硬貨がジュースの自動販売機から返金されたことで、世間でちょっとした騒動になりました。私も一度だけ現物を見たことが有りました。)
偽札というのは、日本にいるとピンと来ませんが海外ではメジャーな存在な様子です。
兎に角当時、細かい1ドル札を出来るだけ用意して、新しそうなお札についてはしわくちゃにしてから渡米した記憶があります。
現地についてびっくり
カリフォルニアに到着して1周間ほど滞在しましたが、その間で数度目にしました。
スーパーの店員さんがお金を「くしゃっ」と丸めて偽札チェックをしていた光景を…
日本ではお金=有り難く大切なもの、として扱われることがしばしばです。
新札であればあるほど、何かと重宝され結婚式では新札を包むことがマナーとされているほどのことです。
但し、現在はクレジットカードやキャッシュレス決済が主流なので、現金の流通は当時よりも減っていると個人的には思っています。
更に、日本以外の国でもお金に対してはシビアで、日本国内のようにいわゆる「性善説」で日常が営まれている国は皆無と、十数カ国を訪問して個人的に感じました。
寧ろ、逆に日本が異常なのかもしれませんね。
暗号通貨の流通量を見ると、日本は確かに治安が良いと思える
クレジットカード・キャッシュレス決済から派生して、暗号通貨のシェアや話題が物凄い勢いで伸びています。
「暗号通貨は怪しい」という危険認識は日本人にも根強く、確かに私も半分くらいは怪しいとも思っています。
ですが、その「怪しい」を「伸びている」ことへ天秤に掛けても、「伸びている」が上回ってしまい、一個人投資家としてはやはり無下に出来ない存在だとも思っています。
以下のリンク先は、fiatleakという無料で暗号通貨の流通量を可視化して表示してくれるサイトです。
日本は会計監査の仕組み上、暗号通貨を法人が資産として保有することに不利な仕組みです。
対して米国は暗号通貨を資産計上せずに、別枠として保有していてもOKなのでやはり流行る訳です。
加えて先程記述した「偽札」という古くからある疑い・解釈が尚更拍車を掛けていると個人的には感じています。
日本に住み続けていると、「今自身の手元にある現金が偽札かもしれない」とか「明日には日本円が使用出来なくなるかもしれない」というある種の危機感とか防衛本能は抱かなくなります。
この国は「性善説」で成り立っています。
財布を無くしてラッキーなことに落とし物として警察から連絡が有った際、中身が抜かれていなかったという話は、決して誇張表現では無いのでしょう。
完全キャッシュレスを目指す必要は無いかもしれませんが、Fintechの技術革新についていけないのは何よりも面白く無い<です。
紀元前670年頃に発明された「エレクトロン貨」から始まり、現在まで硬貨・紙幣・クレジットカード・スマホ決済と発展してきました。
約2,500年以上の人類史と共にお金は歩んできましたが、暗号通貨・トークン・DeFiといった技術革新と新概念で急速に世界は変わろうとしています。
「暗号通貨は怪しい」と思って毛嫌いせず、仕組みだけでも勉強してみても面白いと個人的には思っています。
人類のお金という歴史を今後たった数年〜数十年の間でガラッと買える、ドラスティックな出来事に遭遇するのかもしれないのですから。