こんにちは、タケヨーです。
先日息子が生まれたことを報告しましたので、そこで「息子へ向けて未来の資産を残すべきか」を考える様になりました。
私自身サラリーマンの両親に育てられたのですが、決して裕福とはいかず、かといって貧乏だった訳では有りません。
ですが、家庭内のファイナンス事情は(成人後に知ったのですが)正直自転車操業に近いといっても良い状況だったようです。
成人した時点から金銭の稼ぎは開始すれば良いでしょうが、先立つお金を事前に用意しておくのも親の務めの一部かとも考えていますので、色々と考察してみたいと思い立ちました。
息子へは未成年口座が開設出来る
私は既に自身で楽天証券にて証券口座を開設済です。
なので当然、楽天証券にて未成年口座を開設することになります。
未成年口座の概要は、「満20歳未満までの未婚の子息であれば開設可能」・「15歳以上になれば子息自身でも取引が可能となる」・「20歳になった時点で、一般総合口座へ移管となる」といった内容と理解しています。
ジュニアNISA口座も開設出来ますが、制度自体が2023年で終了と既に決定していますので、今回はジュニアNISAの開設は考えていません。
そうなると、自ずと以下の条件で開設後には運用していこうと現状考えています。
- 積立の方向性が目的につき、一般口座で開設(買付はしても、売却は基本行わない方向性につき)
- 米国株のETF(VOOを検討中)を買付して、15年後に打ち明ける
- 個別株は買付しない方向性を現状検討している
未成年口座開設にあたり、デメリットはあるのか
メリットばかりではないとも思っていますし、当然デメリットについても把握しておかねばなりません。
そのデメリットですが、以下が挙げられます。
- 信用取引が不可
- 取引手数料が楽天証券の場合は成年口座と同条件(無料のネット証券も存在する)
以外と少ないと考えています。
信用取引はもとから行うつもりは有りませんし、親の開設済口座と同じ証券会社でないと開設出来ないことから自ずと楽天証券一択なのは仕方無いと捉えています。
提出すべき公的書類も住民票のみで良い様子ですし、割と簡単に開設出来るのでデメリットは非常に少ないとも捉えています。
開設後にVOOを買付していこうと検討している
息子は現在生後1ヶ月です。
文字通り「右も左も分からない」状態ですので、少しでも早いうちから開設して買付しておくことが得策かと考えています。
未成年口座を運用していく中で、1つ目のターニングポイントは15歳時点、2つ目は20歳時点と捉えています。
いずれにしても、現在から十数年後=私が中年のおっさんになった頃でしょう。
その頃まで持ち続けられる銘柄か・なるべく少ない金額であってもリスクヘッジを行えるかを考慮していった場合、自然とETFへ行き着きました。
中でも運用経費率に優れ、自身でも保有していてその特性を理解しているVOOが最適なのでは?と結論に至りました。
VOOの騰落率を予想してみる
VOOの未来の騰落率を予想するには過去からの騰落率から予想するのが良いでしょう。
株式チャートから得られた情報をベースに試算していきます。
- 2010年頃の株価:$101.32
- 2021/10/21時点での株価:$417.01
- よって、増加率:311.58%と試算
凄いですね。
約10年少々で311%の増加…
様々な経済情勢・地政学リスクを考慮しなければいけませんが、10年少々掛けてリスクを慣らした様にも見受けられます。
「歴史は繰り返す」をベースに皮算用しますと、今から11年後=2032年には311%増加しているかもしれない→更に年数をかさ増し=2041年後には約600%前後の騰落率になっているのではないか?と、このままのペースで推移した場合は予想出来ます。
暴論ですが、未来は誰にも的確に当てることは不可能なので、絶対に起こり得ないとは断言出来ないところも面白い点でしょう。
では、具体的に数値を当て込んで考察していきます。
VOOを¥500,000買付して、20年後までガチホし続けた場合でいきましょう。
ここでは配当金を再投資することは考慮せず、¥500,000が20年後どうなるか考えてみます。
¥500,000が600%で増加したとすると…600%増=7倍につき、¥500,000×7=¥3,500,000!!と試算出来ます。
勿論この通りにはいかないことは重々承知していますが、これだけあれば十分すぎると言えるでしょう。
あとは、私自身の忍耐と息子が投資へ興味を持った段階でどうなるか…だと思います。
ここも未来は不確実なので、皮算用はこのくらいにしてもう少しシミュレーション/プランニングを繰り返していくことにします。