こんにちは、タケヨーです。
Twitterやブログだけに留まらず、FIRE(Financial Independence Retire Early,経済的独立と早期退職を目標とするムーブメント)を見聞きする機会が増えた気がします。
そのFIREに必要なのは先ず持ち金でしょう。
心のゆとりや生活水準の寛容度合いは、先ず上記の持ち金があってこそ築かれるものですので、やはり「幾らを持ってしてFIREすべきか」が重要になると考えています。
人生の節目として年齢で区切った場合、「いくつの時点で幾ら保有していればFIRE可能」かを考えてみました。
同時に私の現時点での総資産でFIREを行えるかについても、考えてみました。
前提条件の年齢ごとの試算額
試算をするにあたって前提条件を設定します。
前提条件は下記の様に定めました。
最近〜今後に掛けては益々高齢化社会へと遷移していきます。
現在も高齢者と括った場合の人口が約3,600万人いると言われていますので、日本の総人口1億2,000万人に対して約30%程度が高齢者と区分けされています。
この比率は今後も益々増加を辿ること必至です。
また、長寿命にも拍車が掛かると考え、90歳まで生きると仮定して試算しました。
実際、以前にギャグアプリの様なもので「あなたの寿命を測定します」的なもので私の寿命を測定してみました。
結果、「104歳まで生きる」と診断されています。
流石に『104歳は嘘だろ』と思っていますが、私の様に「お酒を飲まない・タバコを吸わない・健康に気を配っている」といった人間は増えつつあると思っています。
健康第一になると寿命にも影響しますし、医療の発達でより長寿命化は加速すると容易に想定出来ますね。
次に、前提条件をベースに「35歳」・「45歳」・「55歳」のそれぞれで、完全に仕事を辞めた場合のその時点で必要な保有額について試算しました。
35歳で完全に仕事を辞めた場合
1億3,800が理論上必要ですか…
45歳で完全に仕事を辞めた場合
45歳時点でも9,700万円が必要と試算…
55歳の場合で完全に仕事を辞めた場合
5,600万円がその時必要…少々現実的な数値になりましたかね?
結論:完全FIREは無理!!
試算の結果に愕然としました。
私の現時点での総資産は(あらゆる資産価値の有るもの)を全て集めたとしても約2,600万円…年齢は35歳です。
つまり2,600万円 - 1億3,800万円 = 1億1,200万円の乖離が生じています。
今すぐ明日にでも退職届けを会社へ提出して、完全FIREは明らかに無理!という結論に至りました。
そうなると45歳時点で9,700万円 ≒ 約1億円近い金額を保有しているといのも現状からいくと懐疑的です。
では、55歳だとどうでしょうか?
アセットマネジメントoneで試算してみました。
初期投資額:現状の約2600万円で入力・運用利回り:1.5% = 配当金の運用利回りで入力・毎月の積立額:5万円・ 積立期間:20年 = 私が55歳になった時を想定して入力しました。
その結果は、将来の運用試算額:約4,900万円…
※かなり低リスクでの試算結果と自身では捉えています。
5,600万円には僅か?に及びませんでした。
結論から言って、完全FIREは無理!ということを理解出来ました。
仮に資産額が到達していないのに完全FIREした場合を考えてみる
先程までの試算結果で「完全FIRE」 = 資産を計画的に取り崩しながら特に収入を得ずに生活するということは、私にとっては無理と理解出来ました。
ですが、お金の部分に固執せずに「完全FIRE」を行った場合、どうなると想定出来るか考えてみます。
完全FIREした場合に想定出来ること
- 最初の数日〜数ヶ月は耐えられるかもしれないが、以降は世間・社会のとのつながりが減るので人恋しくなりそう。
- 早期にボケそう。
- 再就職したい思った場合、難しいのでは?
- 計画的に取り崩していたつもりでも、実は計画通りにいかない可能性が生じるかも。
- ローン組めなくね?
- 何か始めてみたくなるかも。
デメリットの方が多い気がします。
多少ストレスであっても、会社へ行って「あーだ、こーだ言っている方が実は幸せなのかもしれません」と、思ってしまいました。
経済面だけでもFIRE = FIの部分だけでも達成出来れば、例えRE = アーリーリタイア出来なくても何か違った景色が見えてくるかもしれませんね。
引き続き、愚直に資産運用・構築に励みたいとFIREについて考えてた結果、改めて思った次第でした。