こんにちは、タケヨーです。
私は現在35歳、結婚もしていて妻を娶っています。
我が家は現状では私1人の1馬力ですので、私が働きに出なくなれば我が家はご飯を食べていけません。
ご存知の通り私は投資活動に勤しんでいますが、生活は至って質素倹約に努めています。
今回は世間一般で言われているライフイベントごとは真に必要か?について考察していきます。
ライフイベントは真に必要?
ライフイベントと言われて何を思い浮かべますか?
マイカー購入・結婚→婚約指輪→結婚指輪→結婚式・マイホーム購入・家族旅行…
こういったイベントごとは、真に必要でしょうか?
この様なイベント毎へ全てお金を注ぎ込んでいたら、折角1ヶ月間労働して得たお金では到底足りませんよね。
そこでローンやリース・分割払い等の様々な金融の仕組みが有るのですが、果たして消費者である私達にローンを始めとした金融の仕組みは必要でしょうか?
事項にて考えてみます。
企業は働いてお金を返済出来るが、私達は消費者なのでそれが出来ない
企業の場合と消費者の場合を考えてみましょう。
企業の場合は、例えば大型の生産機械を導入するとしましょう。
当然1台数百万円はしますのでキャッシュというわけにはいかないとした場合、融資を受けてお金を借ります。
企業の場合色々と優遇措置や税制法などが有りますが、一旦そこには触れずにおいて下さい。
単純に定めた年数を掛けて融資にて受けたお金を返しながら、その機械は生産=お金を稼ぐ原資を生み出していることになります。
つまり、借りたお金へ対して自ら稼ぎを出せるということです。
一方、私達消費者の場合はどうでしょうか?
消費者である私達はお金を稼ぐ場所=会社へいくケースがほとんどで、自営業者でも無い限り消費するだけの存在です。
一般的にローンを組む商品と言えば、マイカー・マイホームでしょう。
極論を言えば、マイカー・マイホームは何か稼ぎとなる様な価値を生み出すでしょうか?
…生み出しませんね。
せいぜい、金銭的価値には変えられない幸せや満足感が精一杯です。
ココロへ訴えかけるかもしれませんが、上記の価値ではお金を生み出さないので、ファイナンス面では無価値といえるのではないでしょうか。
ローンの種類は実に様々で、この他にブライダルローン・腕時計ローン・宝石ローン・PC購入ローンなんかもあります。
ローン以外で言えばクレジットカードの分割払い・リース・サブスクリプションなんかもこの類に入りますね。
更に更に、究極はリボ払い・カード融資・消費者金融と消費者へ様々な企業の提案が盛り沢山です…
ライフイベントは各業界の商材と考えて捉えた方が良い
斜に構えた見方かもしれませんが、ライフイベントは各業界の商材なのです。
結婚式であればブライダル業界、マイカーであれば自動車販売元・ローン信販会社・保険代理店、マイホームでも同様に不動産会社・ローン信販会社・保険代理店と一度購入あるいは契約をしてしまえば様々な企業で雇用が創出されます。
雇用の創出やお金を使うことは良いことなのですが、問題は私達消費者は消費しっぱなしということです。
マイカーを貸し出したり、マイホームを貸し出す目的=営利目的で購入契約することは稀でしょう。
つまり、消費者たる私達はどこかで気づいて消費マインドを自分で止めないと、未来永劫永遠に消費し続ける存在なのです。
この世の中で、金銭的な豊かさを目指そうとした場合、消費者の身でありながら価値創出されない商品をローンや融資を受けてまで手に入れることは本当に良いことなのか?と私は常々感じています。
ではどうしたら良いのか
消費者たる私達は、どこかで自制しないと永遠に消費者から脱却出来ません。
つまり、支払い地獄から抜け出せないのです。
人生に悩み事は付き物ですが、とかくお金の悩みというのは本当に深刻です。
お金があれば大抵のことは解決出来ますが、その逆も然りなのです。
では、どうしたら良いか…?
簡単なことだと思います。
今まで説明してきたことの逆を行えば良いのです。
結婚式は敢えて挙げない・婚約指輪は購入しない・マイカーは保有を辞める・マイホームではなく賃貸物件へ住む、が挙げられるでしょう。
極論かつ暴論にも聞こえるかも知れませんが、「何かを得るには、何かを捨てなければいけない」ことが真理です。
因みに我が家は、結婚式は挙げていませんし婚約指輪も購入していません。
マイカーは8年ほど前に売却してマイカー無しの生活ですし、転勤族故にマイホームではなく賃貸物件住まいです。
これらの全ては勿論自身1人で決断すると家庭内でハレーションが起こるので、必ず相談しながら取り進めることを強く推奨します。
私も妻へは結婚式をしない方向で話し合いしましたし、婚約指輪も同様です。
逆に妻からはマイカーの売却を強く勧められました。
お互いさまな点・どちらが折れるということも大事な要素の1つだと考えています。
最後にひとこと
何も考え無しに消費することは大変心地よいものです。
百貨店で「どうぞお買い物をお楽しみ下さい」とよくアナウンスがありますが、お買い物=エンターテイメントであり、人によっては趣味の一部にもなり得るのです。
お買い物=買付とは訳が違うのです、消費者の場合は。
この点を頭の片隅に入れながら消費すれば、何の考え無しに消費している他人とは明らかに異なるとも思いますよ。
消費し続ける人生から脱却するには…今後も継続的に考え続けて参ります。