投資で家族の未来を考える

投資活動を通じて、自身の幸せに追求と家族の未来について考えるブログ。日々の運用日誌・備忘録も兼ねて継続中。

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勤め先との距離感を考え直す

こんにちは、タケヨーです。

働き方改革と叫ばれる昨今で、政府内人事も一新されたので、あちらでも無駄を再考する動きが活発化している様に報道でも見受けられます。

当方の勤め先でも、来月から働き方=勤務体系が変わることとなりました。

テレワークの拡充・業務の効率化・成果主義への布石で良くなる面と、より一層厳しくなる面の両面が改革されることとなります。

会社への忠誠度合い・コミットメントなどを考え直していく必要が益々高まりました。

純国産企業なのに、思い切った施策を展開してきた

わたしが勤める会社は世間一般の堅い企業と同じ勤務体系です。

09:00〜17:15まで毎日事務所へ詰めて、17:15以降は残業申請を行った上で夜遅くまで残業、1ヶ月後の給与へは固定給+残業代が振り込まれるという、よくある勤務形態です。

09:00〜17:15は出張予定の有る人以外は出社可能な人間が揃い、09:00に朝礼を定刻通り開始して17:15になれば定時退社 or 残業というスタイルです。

それが以下の図の様に変わります。

この画像は筆者が勤める勤務先の新しい勤務制度についての説明です。

  • 従来の『定時』という概念が無くなる
  • コアタイムの設定は会社としては行わないことで、一旦取り組み開始
  • 05:00〜22:00の間で自身で時間設定して働く
  • 月末締め時点で07:15×稼働日数(例:稼働日数が22日の場合、07:15×22=159:30)分を上回って働いていれば問題無し
  • 上記目安時間を下回った場合は、該当月の給与が時間分減額&賞与へも同じ処置が施される
  • 05:00〜22:00の間で自身の裁量にて働く為、残業という概念も無くなる
  • 日次の残業申請(残業代の請求)は一切不可
  • 残業代として申請(請求)出来る内容は、①22:00以降の深夜残業 ②休日出勤 の2つで、いずれも地方勤務の当方においては現実的ではない(実際に申請したことすら無い)

今のところ情報開示されていて、通達されたのは上記内容です。

残業ありきの生活設計者にとってみれば、改悪

先ずは、Feeの部分を切り取ってみた場合はどうなるでしょう。

残業代¥0になるので、単純に額面上の収入減』という訳です。

次に時間の部分を切り取ってクローズアップしてみます。

「時間は何者にも変え難く、貴重なもの」と考えられている方にとってみれば、拘束時間が自身の裁量でコントロール出来るので凄く有り難い制度改革だと思います。

ですが、会社へ忠誠を尽くして生活残業の如く残業代を請求して、そのFeeを折り込んで生活設計してきた人にとってみれば『改悪』としか映らないでしょう。

純国産企業の人事制度は変

考えてみれば純国産企業、ひいては日本の会社の人事制度は変なところだらけですよね。

いつも残業せずに定時帰宅しており、成果もしっかり出せている人 VS 残業ばかりで対して成果を残せていない人 

→ 後者の方が額面上の給与は多く、会社へ滞留している時間が多い為『後者のあいつは頑張っている』という謎の評価を上席者から得られる、という事態は私が勤める会社だけではない筈です。

これについては様々な他サイトでも紹介されていますが、ひとえに『終身雇用』が根底に有り、入社してきた人=家族という概念だからと解釈出来ます。

村社会の延長が純国産企業・日本の企業なので、村の長=例えば社長の発言は絶対につき、それ以下の従う者は下へ行くに連れて裁量も無く、ただ従う無いのです。

この考えにも関わらず『グローバルな風土でGDP世界第3位』とは良く言ったものですね。

サッカーに例えれば、45分の前半・後半で決着がつかずに延長戦を延々と行うようなものです。

正直アホかと思います。

また、経営者の方で仕事を「マラソン」と重ねて例える方がいますが、あれは止めて頂きたいものです。

貴方、マラソンを完走したことあるのか?』と問いたいです。

小一時間以上は問いたいです。

マラソンは自身の中で綿密に時間計算と予定を立案して臨むスポーツです。

馬や猪の様にただ単に前を向いて突っ走れば良いものではなく、身体の疲労やコースの傾斜ポイント・気候が変わりそうな場所を予め予測しておきながら取り組むものです。

それを『頑張って根性論で取り組めば完走、ひいては会社が立てた目標を達成出来るはず』というお角違いのハッパの掛け方をしないでほしいものです。

会社へコミットメントしすぎるべきではない

話が脱線しましたので、軌道修正します。

先に触れた社内の勤務制度改革について、ざっくり要点を纏めると以下のメリット・デメリットが浮かび上がります。

メリット

  1. 働く時間に対して柔軟に考えられる
  2. 仕事以外の家庭・その他の事情等をトータル的に組み込んで、仕事も含めた1日のスケジューリングが可能
  3. メリハリ体質が癖づく

デメリット

  1. 基本給+αである残業代が今後一切¥0になる(見込みがこの上無く薄い)
  2. やろうと思えば05:00〜22:00までのフル勤務も可能になってしまう
  3. 今よりも成果主義の色合いが強くなる
  4. 上司・同僚・その他上席者と直接Face to Faceとなる機会が少なくなるので、仕事の過程よりも結果が重要になってくる
  5. バーチャル(オンライン会議等)で顔を合わせる機会が多くなる為、人間本来の空気感や雰囲気を感じ取れず、本音トークは今よりも更にしづらくなる懸念が考えられる

デメリットの方が多い気がする

上記の様にメリット・デメリットを今自身で考えれる範囲で洗い出ししてみましたが、どうもデメリットの方が多い気がします。

働く時間を自由にさせて頂く代わりに、色々な代償を払わされて取り上げられている様にも感じ取れます。

勿論これからこの国・勤め先が発展と飛躍を遂げていく為には、多少の痛みを伴う改革というのは必要だと思います。

ですが、一個人かつ家族を持ち妻を娶っている身としてみれば、単純に給与減を突きつけられるのは中々の痛手では有ります。

自家用車の保有なんて、益々遠のくばかりですね。

パワハラ防止法施行の影響

会社へのコミットメント云々の間で、パワハラ防止法の影響を考えてみましょう。

既知の通り、パワハラ防止法(正式名称:改正労働施策総合推進法)が大企業向けを皮切りに2020年6月より施行されました。

私が勤める会社は未上場ですが、大企業の規模へ該当して参ります。

故に今回のパワハラ防止法へ該当に伴い、先日上席者向けで同法の研修会が開催されました。

同席した訳では有りませんが、後日使用した資料が参考回付されてきましたので一読したところ、驚愕の内容でした。

『パワハラを防ぐ為には何を考え、すべきか』といった様な内容

  • パワハラとは
  • 具体的な事例の紹介
  • パワハラと捉えられる線引き
  • その他ハラスメントの紹介と事例

回付されてきた資料をざっくりと眼を通した感じでは、上記の様な内容でした。

しかもパワーポイントの資料で約70ページにも及ぶ内容

こんなにやらないと、身に染みないの?あの世代は?と変に勘ぐってしまいました。

ジェネレーションギャップ

あの世代についてですが、今回講習を受講した世代の方々達は、下記図で言えば『1965〜69年生まれのバブル世代』です。

この画像は世代間の呼称を表示した画像です。

引用元:Nippon.com

この頃といえば、「モーレツ社員」や「栄養ドリンク RegainのCM:24時間働けますか」が思い浮かびます。

私は幼少だった頃で、実父(ホンダ技研のライン工勤務でした)がNSXの増産で栃木県の工場へ応援兼出張で3ヶ月くらい家にいなかった時期を何となく覚えています。

この画像はNSXの画像です。

引用元:Webモーターマガジン NSX画像

発売当時は¥1,000万オーバーで、絶頂期の頃は『納車まで3年待ち』とまで言われたほどの人気でした。

2ドアスポーツカーでしかもミドシップ(座席の後方へエンジンが搭載されているので、荷物の積載能力は皆無)の車が増産なんて、今ではというか今後も金輪際あり得ないでしょう。

そのバブル世代の方は、怒号・叱責・時には暴力を受けながら成長してきた世代です。

バブル世代の方全員がそうとは限りませんが、どちらかといえばそういった体質の方が多いという意味です。

なので、会社としても講習を開催したのでしょう。

私は1985年生まれなのでミレニアル世代・就職氷河期が終わった世代です。

更にその下の世代は「ゆとり世代」「さとり世代」、米国で言えば「ジェネレーションZ」ですね。

そういった世代は物心ついた頃から既に不景気で、「節約しなさい・貯金しなさい」で育ちました。

そして、他者と競争を出来れば好まない傾向が有る世代です。

なので、上の世代の方たちからは『覇気が無い・腑抜けている』と見られてしまいます。

ですが逆にハラスメントについては非常に敏感で、肌間で線引きが出来る世代でも有ります。

対してバブル世代はハラスメントを肌間で線引きが出来ない・分からない世代といった傾向に有ります。

叱責して・ハッパ掛けてこそ成長するんだ、と信じて疑わない世代へは、「パワハラはやっちゃいけないよ、くれぐれも注意してね」と会社側が釘を刺しておかないと、下手すれば法廷闘争、場合によってはパワハラが原因で自殺者が出たりしたら電通の様に世間から大バッシングどころでは済まされない可能性も秘めている事を、会社は危惧すると共に懸念しています。

収入元を複数化することが益々必要になる

ここまで勤務制度の改革とパワハラ防止法について触れました。

勤務制度の改革で働き方は変わる一方で、単純に得られる対価(給与)は減額が明らかです。

加えて成果主義の色合いが強くなる反面、パワハラ防止法に伴い上席者からのハッパや叱責は減少しますが、代わりに『自身でしっかりと成果を出していかねばならない』ということになります。

つまり、会社から対価は出せないが成果はしっかりと出して欲しい、と要求されていようなものです。

こうなると勤務時間を自身である程度決めねばならない事から、いくらでも会社へコミットメント出来てしまうという事態へ陥りかねません。

コミットメントしたからといって対価(残業代)が支払われる訳ではないので、ある程度ドライに見切りを付けておく必要も生じてきます。

ということは、今まで以上に収入元を複数構築しておく必要が生じてきます。

この画像は収入を複数化する必要が有る事を説明した画像です。

固定費・家計収支の見直し

そのためには先ず、固定費・家計の収支見直しが益々重要になってきます。

単に節約の通り一辺倒では疲弊してしまうだけなので、真に使うべきか否かを良く考えた上で使っていけば良いと思います。

何でもかんでも節約だとその時一瞬は上手くいきますが、継続性に難ありです。

昔の人が役人から多量の年貢を納めさせられて一揆を起こした様に、私達一個人においても十分同じことが起こり得るでしょう。

収入の複数化

私の収入は本業のサラリーマンと米国株への投資の2本立てです。

会社が副業解禁になれば何か別の事も考えていますが、如何せん商社の堅い体質へ染まりきったのか、妙案が浮かびませんね(笑)

今後も少しずつ考えていってみたいと常に意識しています。

あとは、本ブログのGoogle Adsenseでしょうか。本当に数円程度ですが積み重なっています。

但しこれを副業と呼ぶには値しないので、趣味の延長線くらいにしか捉えていません。

私的まとめ

来月から社内で運用開始される勤務制度を良く理解し、メリットを最大限に活かしてデメリットを極力排除というか目立たせない様にしていくことが重要、となることが私の中で分かりました。

会社へもこれ以上コミットメントせずに、よりドライに距離感を保ちつつ、得られる学びの機会を得つつ、効率良く最大限のパフォーマンスを発揮させて『さっさとプライベートの時間へ移行する』ことが重要だと認識しています。

読者の皆様が勤める会社や勤務先でも、今後様々な働き方改革が成されていくことかと存じ上げます。

働き方改革は従事する社員の為、ではなくて経営者や幹部の為に提唱されたことなので、そこを忘れずに鵜呑みにすることなく、自身で良く考えて行動されることをお勧めします。