こんにちは、タケヨーです。
今回は資産増加について考えていきます。
私が株式投資を始めた時は種銭として現金を約1,000万円程保有していましたが、正直ここへ到達するまでが1番大変でした。
20歳で新卒入社してから転職も経験して株式投資を開始した31歳まで、つまり0円→1,000万円までを愚直に貯金し続けた事となります。
愚直に貯金している人が大多数かとも思いますし、実際ご自身の職場で投資活動に励んでいる方はそう多く無いことかと思います。
0円→100万円、100万円→1,000万円、さらに1,000万円→2,000万円といった金額ベースだけでは無く、倍率で考える術を知ると、ご自身の資産運用・貯蓄について違った見方が出来るかもしれませんね。
倍率で考えてモチベーションを整える
我が国である日本国では一般的に流注している硬貨・紙幣において、最も高額なのは10,000円札ですね。
印刷されている肖像画は、皆さん大好きな福沢諭吉先生です。
アーリーリタイアの基準として巷で良く見受けられる金額は5,000万円、即ち福沢諭吉先生の10,000円札を5,000枚集めれば達成基準へ到達出来ます。
ただの紙であれば5,000枚集めることはそう難しくはないですが、紙幣となると話が違いますね。
5,000枚をいきなり考えるのは敷居が高いので、グッと水準を下げてみましょう。
100枚=100万円なら到達出来そうですし、現実味が有るかと思います。
0円スタートとした場合、0円→100万円=100枚集める=当初の100倍と算出出来ます。
同じく0円スタートで今度は1,000万円を目標に設定してみます。
すると、0円→1,000万円=1,000枚集める=当初の1,000倍と算出され、一気にやる気が削がれてしまう事かと存じ上げます。
はっきり申し上げますと、0円→1,000万円を貯めるというのが正直1番厳しく難儀します。
主な理由は上記以外にも以下が挙げられます。
- 倍率が1,000倍として異常値の水準で、最初からほt壁の様にそびえ立つ
- 自分自身の必勝パターン・スタイルを把握出来ていない
- 貯める癖が自身の中で構築されていない
倍率1,000倍は敷居が高いと見受けますので、見方を変えてみましょう。
細く目標設定する
0円→100万円=100倍、次は100万円→500万円=5倍、次に500万円→1,000万円=2倍といった具合です。
最終的な目標までの道程を細分化して区切ることで、次第に倍率が低下していくことが可視化されました。
その間に日々考えて行動し続ければ、自然と貯蓄癖が身につき、自分自身の必勝パターン・スタイルも構築出来てきます。
私もこの考えで20歳〜31歳までの11年間で種銭を構築しました。
さらなる高みを目指して
1,000万円を貯蓄出来たのであれば、次の目標である2,000万円=2倍です。
1,000万円→2,000万円で意識すると「うわー」となりますが、2倍であれば「いつか通って来た道」として気負いすること無く取り組める筈です。
数字の倍率というのは値が大きくなればなる程、倍率の値は小さくなります。
それを意識的に細分化することで、目標までの水準を(あくまで自身へのみですが)錯覚させる事も可能です。
人間案外ガサツなもので、錯覚や勘違いで生きている事は良く有る事例です。
良い意味合いでの錯覚や勘違いを上手く活用して、自分自身が出来る範囲での好効率・最短で目標額への到達を目指したいものです。