こんにちは、タケヨーです。
コロナ禍も全国での移動制限が解除された事から、本格的に経済活動が再開といったところでしょうか。
私が務める会社でも、先ずは東京本社の役員が全国行脚から開始する次第です。
地元でビジネスを支えている当方を含めた部員たちは、これにご同行せねばならず、その後は決まって社内懇親会です。
コロナ禍が一応は解禁されていますが、まだまだ私の現在住んでいる地域:福岡でいえば、中洲へ行くのは怖いと感じていますね。
さて、閑話休題。
このコロナ禍中にしれっと、ネットフリックス(NFLX)を1株新規買付していました。
お試し感覚で購入しておりますが、今後追加買付しようかを考えています。
その理由を下記へ記載しますので、買付を検討中の方・それ以外の方でも参考にしていただければ幸甚です。
①第2Q決算が7/16
第2Q決算が7/16に開催されます。
既に同社の公式IRでもそのことが通知文書で案内されておりますので、よほどのことが無い限りは延期等は有りえません。
第2Q決算を前に、予想値をインターネット上で情報収集してみました。
- EPS:$1.81
- 売上:$6.1B
先ずは、EPSについて取り上げていきましょう。
第1QのEPS:$1.57と決算では発表されました。
ということは、上記予想の$1.81となれば良い数値という判断にはひとまずなります。
但し、今回の場合はコロナ禍中〜後の集計値となりますので、$1.81を下回る可能性も否めないかと思います。
いずれにしてもEPSは右肩上がりで成長を過去〜現在までし続けていますので、期待しても良いと私は考えています。
次に、売上について考えていきましょう。
第1Qの結果は$5.8Bでしたので、予想通りの$6.1Bとなればこちらも売上増加ということになります。
上記2つの数値が予想を上回れば、単純に期待値増加という結果に繋がります。
たった2つの指標から判断するのは判断材料が足りないかもしれませんが、方向性を検討するには手軽な数値だとも私は考えています。
②配当金無しという銘柄を組み入れすることの意義
アメリカ株へ投資を始めてから今日まで、そして今後も配当金の利回りを意識しつつ配当金を受け取りながら資産運用残高を少しずつで成長させていく…この志に揺るぎは有りません。
ですが、最近以下のことについて考えるようにもなりました。
配当金がそもそも発生しない銘柄、無配当銘柄の存在です。
コロナ禍前〜現在でも、アマゾン(AMZN)を保有し続けていますし、かつてはADBEも保有していました。
コロナ禍前であれば、私にとっては『投機』の色合いが強く眼に映り、投資を敬遠していました。
但しその中でもアマゾンだけは別で、投資に値すると感じていたので今でも保有し続けています。
そして、ここに来てのコロナ禍…株価が大暴落しましたね。
大暴落は私自身も織り込んでいましたので、狼狽売りするようなことは全く有りませんでしたが、そこからの株価回復で戻りの速さに凄く驚異というか興味を唆られました。
- 無配当銘柄の方が株価回復も速く、With コロナ・After コロナの世界では躍進する企業郡なのでは?
という感覚を覚え、無配当銘柄への投資というのも今後考えていかねばイカンな…という考えを抱く様になりました。
無配当銘柄で注目しておきたい企業
無配当銘柄は比較的創業年数も若く、いわゆるベンチャー企業の領域に属す企業も多くいます。
中でもIT企業が多い印象です。
数多ある中でも、注目しておきたい企業をいくつか紹介します。
①Zoom Video Communications, Inc.
現在最も勢いのある企業だと思います。
コロナ禍で最も名前が売れた企業だとも認識しています。
法人向けのオンライン会議システムがメインですが、ワイドショーでも特集が組まれる等、日本国内でも老若男女に周知された企業といえるでしょう。
Zoomを活用したオンライン会議がコロナ禍で活発化した頃に脆弱性を指摘されましたが、何だかんだいって上手いこと乗り越えたところも評価に値すると思います。
創設者はエリック・ヤン(Eric S. Yuan)で、現在はCiscoが保有するWebexへ入社した経歴が有ります。
WebexがCiscoへ買収された後に会社との方針相違につき退社、その後Zoom Video Communicationsを設立しました。
創業当時、オンライン会議市場は既に飽和状態であったため、当初は中々自社へ投資してくれる投資家・パトロンが見つけられずに苦労したという苦労人の一面も有ります。
②Square, Inc.
小規模の小売事業者での店舗でも眼にする機会が多くなったスクエアリーダーを販売するソフトウェア会社です。
素早い決済→最短で翌営業日に入金されるシステムを構築しており、事業の資金繰りを大幅に手助けするでしょう。
実際、私が以前に勤めていた自動車ディーラーでも現金やカード決済を行うことが多く、事業規模が小さくなればなるほど資金繰りの重要性は高くなります。
ましてや飲食店等では仕入れと支払いに常に追われますし、信用力も乏しいので、中々大手の決済端末の導入というのは難しい一面も考えられます。
そういった部分を解消するスクエアは眼の付け所が良く、株価も上昇傾向です。
③Tesla, Inc.
言わずもがな、超有名企業です。
スペースX、モデル〇〇という商品名のEV、ハイパーループの構想、家庭用蓄電システム「Powerwall」の販売と、既に時価総額でトヨタ自動車を先日抜いたと報道されたほどの企業です。
日本国内ではEVに対する充電設備のインフラ整備遅延につき、中々EVが普及しませんが、世界では既に特に欧米ではアイルランドを皮切りに2030年より既存のガソリン・ディーゼルエンジンを全面的禁止にすることを発表しています。
※ただ、Brexitが未だに解決しない欧米で、期日を守られることにどれだけの信用力があるかは、私は少々懐疑的です。
まぁ、いずれにしてもEVが普及する流れは世界的な流行では有ります。
ですが、日本国内ではテスラを正当評価する様な声はまだまだ乏しいのが実情です。
自動車産業は巨大産業で、メーカーを始めとして、金融関係・保険関係・小売・サービス・輸出入・更には国までが絡むため、多くの人や業界・団体が携わる事業構図です。
加えて日本国内は市場シェアの95%が国内ブランドという、超ガラパゴス市場です。
外国の車両なんてものは駆逐されても何ら問題無い、実は超閉鎖的な業界なのです。
ですので、テスラ=黒船来航に匹敵するほどのインパクトを業界としては危惧しているといっても過言では無いでしょう。
テスラの事業規模拡大については未知数で、破天荒な経営者:イーロン・マスクのキャラクターや言動で株価が簡単に騰落するという観点も中々面白い銘柄です。
地球規模で、これまで培ってきたモビリティサービスの常識が覆る可能性を秘めた、凄いを超越した企業だと私は捉えています。
以上の3つは、絶対に今後も同銘柄を買付する・しないに関わらず日々の株価を注視し続けていた方が参考になる企業だと捉えています。
いずれも無配当銘柄ですが、コロナ禍後の回復力が配当銘柄と比べて速く、また最高値を更新し続けています。
このことからも多少は理解頂けるかもしれませんが、私たち投資家も今までの手法以外を取り入れながら、日々アップデートしていかねば、簡単に利益を詐取されてしまうということを念頭に置く必要が生じていると考えています。
無配当銘柄の保有・新規買付の検討を将来的には考えてみても良いのでは?といった内容で、今回は記載させて頂きました。
最後に、投資はあくまで自己責任で無配当銘柄は最もその色合いが強くなります。
真に余剰資金で取り組むくらいの余裕があって、初めて暴落でも耐え続けて保有出来る様な特色であることを忘れずにいたいものですね。