投資で家族の未来を考える

投資活動を通じて、自身の幸せに追求と家族の未来について考えるブログ。日々の運用日誌・備忘録も兼ねて継続中。

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やはりESG投資は難しい

こんにちは、タケヨーです。

私が勤めている会社も上場こそしてはおりませんが、社内でも既に掲題の様な『ESG』や『SDGs』といった言葉が飛び交っています。

これからの社会において、特に先進国においては上記の様な取組が実を結べば、即ち新たな収入源・トレーサビリティ・企業イメージの向上となり、今一番経営層でも恐れているであろう『レピュテーション』の未然防止にも一役買うはずでしょう。

当方も以前からESG投資について興味は有ったので、調べてみましたが、やはり同投資は難しいな、と感じましたのでその理由をお伝えさせて頂きます。

ESGって?SDGsとは?

そもそも掲題の様な言葉って何よ??という方も仰られると存じますので、予備知識として学んでいきましょう。

ESGの略・意味は下記になります。

  • Environment(環境)
  • Social(社会)
  • Governance(内部統制)

つまり、『環境問題や社会問題へも企業として取組・解決を率先している企業で、社内でもしっかりとクリーンな経営体制を構築出来ている』という意味合いになります。

ESG投資とは即ち、「こういった経営基盤・姿勢を有している企業へ投資していきましょう」という投資手法を指します。

※昨年もESG投資について興味が有って執筆した記事が有りますので、良かったらご参考までに覗いて頂けると幸いです。

www.invest-for-the-future.com

それと、似たような言葉で『SDGs』が存在します。

こちらについてはESGよりも定義された日が新しく、2015年に国連にて定義付けされました。

SDGsとは『Sustainable Development Goals』の略称で、日本語訳にすると『持続可能な開発目標』を意味しています。

外務省のHPにも17項目の具体的な達成目標がピクトグラム付きで掲載されています。

www.mofa.go.jp

ESGに取り組んでいる個別銘柄について

ESGへ取組を表明している企業は、今や世界中で増え続けています。

以前に流行った、ISO14001やISO9001と同じ様な増加に似ているなと個人的には感じております。

私が以前調べた時には、以下の企業で取組を表明されていたと記憶しております。

  • マイクロソフト(MSFT)
  • アップル(AAPL)
  • アクセンチュア(ACN)
  • 3M(MMM)
  • アルファベット(GOOGL,GOOG)
  • ネクステラ・エナジー(NEE)
  • デューク・エナジー(DUK)

これに加えて身近で有名な個別銘柄とするならば、以下の企業も新たに追加出来ると考えます。

  • スターバックス(SBUX)
  • マクドナルド(MCD)

スターバックスではストローを紙製へ移行させたり、マクドナルドにおいては食料調達についての考え方をサスティナブルな方向性へ変えたり、と取り組まれております。

www.starbucks.co.jp

www.mcdonalds.co.jp

今回ESG投資について、改めて難しいと感じた理由

上記までの様に、上場銘柄を含めて世界中の企業で既に何かしらのESGやSDGsへの取組を試みています。

会社の規模に応じて、会社として行えることを取り組んでいき、有限であるこの地球を少しでも環境良く未来へ繋ぎ・紡いでいこうといった取組は本当に価値のあることで素晴らしいと感じています。

では、いち投資家の目線で同取組を行う企業・投資先について少し考えてみましょう。

先程も申し上げた通り、個別銘柄であれば各企業でそれぞれの取組にてESGやSDGsを実行していますね。

但し投資するといった観点から考えると、個別銘柄へ資金を投じるというのは、ボラリティや市場リスクの観点から考慮すると敷居が高いと考えられます。

そこで、『ESG投資に関係する様なETFは存在しないのだろうか?』と考えました。

 

探してみたところ…有りました。

ESGに対するレーティングやクオリティスコアが現状一番高い銘柄は、以下でした。

  • First Trust Global Wind Energy ETF(FAN)

但し、私が調べた範囲で、日本国内では取り扱いされている証券会社は存在しないようです。

ですが、銘柄の詳細な説明はブルームバーグにて掲載されていました。

www.bloomberg.co.jp

MSCIでのESG Ratingこそ『AAA』評価であり、同ETFへ組入されている個別銘柄リストは下記です。

この画像はFANの組入銘柄リストです。

引用元:Bloomberg

この画像はFANの比率一覧です。

引用元:ETF.com

銘柄群こそ優良企業ばかりですが、投資となると中々難儀しそうな銘柄ばかりです。

では、肝心の株価についてはどうでしょうか?

この画像はFANの株価を表示しております。

引用元:ETF.com

うーん…あまりぱっとしませんね。

 

では、参考にもう1銘柄みていきましょう。

  • iShares MSCI Italy ETF(EWI)

ブラックロック社のiSharesシリーズETFで、イタリアの企業郡で構成されたETFです。

MSCIのESGレーティングではFANと同様に『AAA』を取得しており、健全な企業への投資を図っている証と言えます。

肝心のパフォーマンスはどうでしょうか。

この画像はEWIの株価推移を表示しております。

引用元:ETF.com

最近のコロナ禍影響もあってか、株価は奮っていません。

やはりESGをテーマにした投資は難しい、というのを実感しました。

一応、組入銘柄のリストも転載しておきます。

この画像はEWIの組入銘柄リストです。

引用元:Bloomberg

今回得たこと・まとめ

  1. ESGやSDGsは今後、間違いなく今よりも重要な考えへと至る
  2. そういった取組を行う企業が今後も増加する
  3. 現状では企業の収益基盤へ直結しにくい
  4. ESGに関連するETFも存在するが、株価は奮っていない
  5. 現状需要の有る投資⇒やはりNYダウやS&P500といった指標ベースがメインなので、ESGは特に意識されていない

ESGやSDGsへ世の中の流れが追いつくのは、まだまだ時間が掛かる事なのかもしれませんね。

今回のコロナ禍でより一層『収益至上主義』が加速しそうな反面もはらんでいそうで、個人的には少々恐れてはおります。

今後も、こういった観点から世間の情報収集を行っておく必要が尚一層有りますね。