こんにちは、タケヨーです。
今回は、401kからiDeCoへ移管したお金がどう推移したかを記述していきます。
拠出開始まであと30年程度有り末永く向き合っていかねばならない商品ですので、ゆっくりと少しずつ様々な事から知識や経験を得て自身の哲学へ組み込んでいければ良い結果は必ず付いてくるとも思っている次第です。
まず、経緯について簡単に記述させて頂きます。
- 以前勤めていた職場では401kへ加入し、退職(転職)を機に加入者→運用指図者へ変更して暫く放置しておりました。
- 今勤めている職場でも401kの加入募集が開始となりましたが、あまりにも経費率 が高すぎる事を目の当たりにしてしまい加入せず、これまた放置となりました。
- いい加減、何かしらのアクションを起こしたいなと考えていたところ、株クラから情報収集してiDeCoへの加入を決意した次第です。
iDeCoへ移管した際に、どのように運用配分を決めたか
iDeCoへ移管する際に運用配分を指示して加入申し込みを行いました。
勿論、加入手続きを済ませたあとに運用配分を振り分けする事も可能です。
運用配分か下記の通りです。
- 外国株式:25%
- 外国債券:50%
- 国内外株式:25%
現在の騰落率について
百聞は一見にしかず、下記をご覧下さい。
好調な米国市場をバックに移管直後では有りますが、プラ転で推移しています。
保有商品の内訳について
下記図の通り、4銘柄への分散投資を行っております。
ただ、株クラの方々なら一発で見抜かれるかと存じますが、分散投資にはなっていないと自負しております。
内訳と詳細を見ていきましょう。
- 外国株式:楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
- 国内外株式:楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
- 外国債券 たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>
- 外国債券 たわらノーロード 先進国債券
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
商品概要書には「楽天・全米株式インデックス・マザーファンド」を通じ、主として「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」に投資と明記されています。
つまり、株クラでもお馴染みの『VTI』へ投資する事と同じなのです。
「ちょっと待てお前VTI保有しているだろ」と言われれば元も子もないのですが。
経費率は0.15%と、本家のVTIよりは高いです。
ですが他の、特に会社加入する401kの商品群をご自身でもご覧になってみて下さい。
経費率:1.00%なんていう商品ばかりです。
経費率が高い=騰落率へは直結しませんが基準価額の押し下げ要素には十分と考えています。
経費率は少しでも低い方が良いと言うのが昨今の投資事情ですので、1.00%超というのは時代に取り残されてしまう可能性を十二分に秘めていると私は感じております。
各種の指標を下記に貼り付けします。
組入銘柄上位を見てみると、VTIと変わりませんね。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
こちらの商品概要書へは、「楽天・全世界株式インデックス・マザーファンド」を通じ、主として「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」に投資と明記されております。
つまり、『VT』へのETF投資となります。
VTIが全米である事に対して、VTは全世界への投資といった違いが有ります。
この辺りは株クラの皆様方にとっては常識的な事項でしょうが。
経費率は0.2196%です。
本家のVTは経費率:0.18%とそう変わらない水準です。
流石楽天証券とも言えますね。
各種指標は下記の通りです。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))と比べて、組入上位銘柄の比率が若干低いです。
ここに表記されない細かい全世界企業へ細分化して分散投資していると推測出来ます。
たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>
ここからは株式とは異なる、債券への投資について保有銘柄を紹介します。
『為替フルヘッジ外国債券パッシブ・ファンド・マザーファンド』を通じて投資と運用概要書へ明記されております。
つまり、アセットマネジメントoneの『たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>』への投資と同じとも言えます。
詳しくは、アセットマネジメントone社の同銘柄ファンド情報を御覧頂いた方が正確且つ分かりやすいので、リンク先を紹介します。
経費率:0.216%と債券買付けが出来る商品の中では低い方でしょう。
構成比についてですが、米国へおよそ50%近くを割き、残りを各国へ分散している事が見て取れます。
たわらノーロード 先進国債券
こちらは、為替ヘッジ無しの商品となります。
基本の構造や組入銘柄・比率に大きな変化は有りません。
但し、同銘柄は為替ヘッジ無しですので、為替変動リスクをダイレクトに受ける性質を持ち合わせております。
要するに、投資対象の通貨が値上がって円安(外貨高)となれば、そのまま為替差益が収入へと直結します。
逆であれば減益となる様な仕組みです。
為替ヘッジ有りのたわらノーロード 先進国債券より、アクティブ且つオフェンシブ寄りと位置付け出来ますね。
経費率:0.1836%と為替ヘッジあり銘柄よりもやや低く設定されております。
分散投資のつもりが結局は集中投資になっている
纏めますと、分散投資のつもりで振り分けしましたが結局のところ集中投資になっているとも言えます。
何故って、全てにアメリカが絡んでいるからです。
株式と債券で分けてはおりますが、中身を精査するとアメリカへの投資ばかりに偏っているとも捉えられます。
逆の目線でみれば、アメリカ以外の国へはリスクが有りすぎて投資したく無いとも言えます。
リセッションや地政学リスクからアメリカ1本は危険とも言えますが、何だかんだ言って現在の覇者はアメリカであってトランプ大統領の発言でどうとでもなっている印象を凄く受けます。
日本経済の指標へ投資しない理由
直近の日経平均株価を見てみても、今までアメリカへおんぶに抱っこでしたが乖離し始めています。
この乖離は危険水域への序章ではないかとさえ、いち個人のアマチュア投資家としてですが捉えております。
果たして本当にこの状況で日本は力強く成長していると言えるのでしょうか。
どの業界でも『人手不足』と言われ、地方経済は衰退への足音がヒタヒタと迫りつつあります。
今1番勢いがある地域は『大阪府』ではないかとも思っており、それ以外の地域は凄く消耗している感が有ります。
特に私が現在担当として頻繁に出張・訪問している三重県ですが、活気が本当に欠けてきていると感じております。
三重県はいいところですが、経済の観点から見ると特に企業の倒産が増加しているようにも感じております。
また、人口推移も今後確実に減少する県として認識されておりますので、マンパワーは今後確実に低下していく事実が既に報道されております。
これは何も三重県だけではなく全国の自治体でも同じ事が言えるのではないでしょうか。
以上の理由・個人的観点から日本への投資を行わず海外特にアメリカへの投資を行っています。
今後はこの流れを変えるつもりも無く、継続してアメリカへの投資を行って行く所存です。
まぁ、iDeCoについては出口があと30年後ですので、気長に相対していきますね。
既に毎月¥10,000の口座引落を行うように申込済ですので、そのうち始まるとも思います。
また、進展あればブログへアップしていきたいと考えております。