バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)から今年度2期目の配当金が入金されました。
前回が3月末でしたので、早いものですね。
VTIの配当金額について
配当単価$0.5472✕16株に対して、外国税10%と国内税20.315%が課税されましたので、結果:$7.88が配当されました。
※為替単価は、配当金支払日にて算出:$1=¥106.7900
配当利回り:1.46%
あれ…?減配している?
確か、3月末時点では配当単価$0.772だったはずなので、減配していますね。
下落率に換算すると約30%の配当減です。
何故下落したのでしょうか?
VTIの配当単価が下落した要因を探る
下落した要因をGoogl先生を活用して日本語+英語で検索しましたが、主だった原因を探り出せませんでした。
そもそも過去の配当実績がどうだったのか見てみましょう。
配当単価を2017年3月から振り返えってみると、少なからず上下動で騰落していますね。
私達が勘違いしてはいけない事柄ですが、『VTIをはじめとした所謂高配当ETFとカテゴライズされている銘柄は、必ずしも連続増配ではない』という事です。
特に個別銘柄と同時にポートフォリオへ組み込みされている方は、勘違いしがちなので注意が必要でしょう。
※当方もそうでした。
VTIを継続保有するべきか
単刀直入且つ結論から申し上げると、保有し続けるべきですし売却の予定は有りません。
直近の株価も良かった頃に戻りつつ有ります。
同銘柄は既知の通り、上場する株式の99.5%比率で組み込まれております。
よって、米国市場への丸ごと投資を行っている事と相当するといっても過言では有りません。
主要指標であるNYダウ30種平均、ナスダック、S&P500の水準も2018年9月頃まで戻りつつ有ります。
配当単価の2019年第2Qでは下がりましたが、トータルで前年比を上回れば上出来と言えましょう。
覚えておくこと
- 同銘柄を含む、所謂高配当ETFと呼ばれる銘柄は決して連続増配ではない。
- 騰落の原因等は、余程の事が無い限り報道される事は皆無。
- VTIの場合、主要の各種指標と連動するという事を改めて認識しておく。
前回のVTI配当履歴です。