私は現在現物の株式を保有しておりますが、リスクヘッジも勘案して運用出来ないものかと始めてみました。
THEOへ運用をお願いしたのは約3ヶ月程前で、まだまだ運用実績が乏しいのが実情です。
じっくりと醸成させていきたいなぁ、と感じております。
THEOについて
- THEOはロボアドバイザーでの投資信託となります。ETFを買付し、世界中への分散投資を自動で行われる事となります。
- 最初に簡単なアンケートを実施するだけで、アメリカ・アジア・ヨーロッパさらには金などのオルタナティブにもETFにて分散投資を行います。
- THEOは投資一任運用サービスである為、最初に構築されたポートフォリオを定期的にリバランスしてくれるだけでなく、面倒な税金の計算等もTHEOのサービス内で実施されます。
- デメリットとして、投資一任報酬(手数料)が1.0%(税抜)とやや割高に感じる点です。
実際に以下で私のTHEOでの運用状況などについて掲載していきます。
- THEOについて
- THEOのログイン画面
- ログイン後のトップページ
- 保有銘柄について
- ポートフォリオについて
- 【THEOについてのまとめ】
- 10月6日時点での進捗
- 10月16日時点での進捗
- 10月20日時点での進捗
- 11月05日時点での進捗
- 11月11日時点での進捗
THEOのログイン画面
証券会社や銀行などのオンライン口座と違って、すごくシンプルです。
ログイン後のトップページ
最初にいきなり運用金額とパフォーマンスが表示されます。
私の場合、初期投資で¥300,000を入金し、毎月¥10,000が自動で指定口座から引落されて積立されるように設定しました。
保有銘柄について
上記の様に相当幅広く分散投資が行われます。
個人レベルでは見つけられるかも分からない様な銘柄へ投資されますので、非常に興味深いですね。
ポートフォリオについて
勿論ポートフォリオも確認出来ます。
私の場合、最初のアンケートで『攻める投資がしたい』という趣向で回答した為、グロース株ETFへ強気の投資となっております。
【THEOについてのまとめ】
- 手数料:1.0%(税抜)はやや割高ですが、銀行から勧められる投資信託よりは遥かに有利です。
- 積立貯金感覚で運用出来る上、THEOが自動でリバランスを行ってくれるので、通常の証券口座と違って逐一注視せずに済みます。投資に対して時間を掛けたくないという方には良いと思います。
- 初回入金金額:¥10,000~で始められますので、投資初心者にも手頃で良いかと思います。
- 私の場合、通常の証券口座を自身で運用に対してパフォーマンスの差を見てみたいと思って始めたのも追加での要素です。
今後も毎月¥10,000を積立投資し続け、実証を重ねていくつもりです。
下記へ定期的に進捗を追加で記述していきます。
10月6日時点での進捗
百聞は一見に如かず、昨日のダウ・ナスダック・S&P 500の調整売りで影響を受けて、見事に下がっております。
+¥1,569(0.51%)の儲けです。¥310,000入金しておりますので計算しやすいですね。
普通預金や定期預金口座で貯金していても、利息で¥1儲かるかどうかの世界に比べたら遥かに増しです。
手数料1.0%は割高に感じるかもしれませんが、適宜リバランスが行われ、個人レベルでは見つけ出せない銘柄・コモデティに分散投資される点は非常に面白いのではないでしょうか。
引き続き、進捗を見守りつつ更新に励みます。
10月16日時点での進捗
近頃、本業のサラリーマンが超忙しく、全く確認出来ておりませんでした。
所謂ほったらかしですね。
さて、損益について見てみましょう。
10/8の世界同時株安で案の定THEOも下落しております。
しかも、今の相場のボラリティーが高いなかで定期積立により¥10,000が10/15に入金されました。
¥-13,470(-4.21%)の下落で損しております。
THEOは所謂投資信託です。
個別株でも勿論そうなのですが、個人的な感覚からして投資信託で下落した分を取り返すというのは相当難しいのではないのかな?と思っております。
その理由に、運用報酬(信託手数料)が高い事が挙げられます。
THEOの場合は1.0%が手数料として差引されますので、これが上昇局面での天井を下げる事に繋がりますので、地味にジャブが効いてきます。
まぁ、少なくとも5年は口座を解約するつもりは現状有りませんので、気長に見つめていきたいと思います。
仕事で上手くいかない事がある様に、投資にも冬の時期は必ず存在します。
そこをいかに耐え抜く事が出来るかで、株主の本質が問われるのではないでしょうか。
10月20日時点での進捗
10月18日にTHEOの新規口座開設キャンペーンによる¥2,000キャッシュバックで入金されました。8月から口座開設をして運用してきましたが、漸く¥2,000が入金されホッとしております。(忘れられているのかな?とか時々考えました)
さて本題ですが、¥2,000が臨時で入金されたものの、相変わらず元本割れの状態が続いております。自身で保有している銘柄も総合計で算出するとマイナスですので、こればっかりは仕方無いので耐えるしかありませんね。
ただ、ここで少々面白かった事が、下記の運用明細(インフレヘッジETFへ投資)において、コモデティと金が微増しております。
他の銘柄は下図以外にも軒並みマイナスですが、コモデティと金のみ微増という事から世の中の投資家は『株価下落→リスクヘッジの為、コモデティや金へ資産を流動する』といった行動をとっている事が容易に想像出来ます。
こういったところも、THEOという複数且つ手広く分散投資している観点から初心者には勉強になるのではないでしょうか。
11月05日時点での進捗
先々週の世界同時株安の時から特にウォッチもせずにTHEOを放置しておりました。
保有する別口座の単元株は既にプラ転しておりますが、THEOの方はどうでしょう。
ご覧の通り、マイナスのまま推移しております。
投資信託で3.51%損だと、プラ転するまでは地味に時間が掛かりそうですね。
THEOが買い付けしている銘柄は9割方が全面安です。
そんな中で、現物の金・銀については唯一プラ転しておりました。
やはり暴落・不況の際には買われているんだな(需要があるんだな)、と実感しております。
次回の買い付けは入金日の『11月21日』です。
THEOの良いところは、ほっておいても対して動かないところ、逆に言えば自分の手では動かしようがないということを実感しました。
11月11日時点での進捗
11月に入って、株価が回復してきました。
THEOについてはどうでしょうか。
上記の様に上値が重く、中々プラスへ転じていないのが実情です。
但し、最も下落した頃からは確実に回復している事が上記のチャートで確認出来ます。
このまま少しずつ回復してくれればいいのですが…
上記の保有銘柄一覧は、上から『グロース』『インカム』『インフレヘッジ』へ分散投資されております。
グロース銘柄の進捗が芳しくない事が分析結果から見て取れます。
インフレヘッジの買いが進んでおり、THEOが選定して銘柄の中では『米国のリート・不動産株(IYR)』『金(IAU)』が買われていますね。
次回の入金予定日は『11月21日』を予定しており、¥320,000投資された計算になります。
プラ転するまではもう少し時間が掛かりそうです。